平成25年1月12日(土)〜14日(祝)で開催された『平成24年度日韓スカウトフォーラム』の感想が届きましたのでご紹介させていただきます。
感想をお願いした4名のスカウトは 広島県連盟スカウトフォーラムで日韓スカウトフォーラムへの参加者として選出されておりました。
今回、広島県開催だったのもあり、最終的には18名のスカウトが貴重な経験をさせていただく事ができました。
日韓スカウトフォーラムに参加したことにより より一層スカウト活動へのやる気を出し、隼章取得に向けてがんばっているスカウトがいるとお話を伺ってうれしく思っております。
是非、スカウト達にこの感想を見ていただき、県連行事・全国大会・世界大会への意欲を出して頂きたいと思います。
安佐第7団 石橋直人
初めて参加した日韓フォーラム。
私は自身の英会話能力にあまり自信を持てず、不安を抱いた状態でフォーラムが始まった。韓国人スカウトの英語の発音は素晴らしく、はじめは圧倒されたがそれに怯むことなく積極的に英語で話しかけた。するとそれに対する返事が返ってきた。些細な事ではあるが、自分が言った英語が相手に通じたので嬉しかった。
活動に入るのは2日目からだった。その日の最初のプログラムは平和祈念資料館の見学で、みんなで原爆の恐ろしさや平和の大切さについてを学んだ。その次にグループリーダーなどの役割を決め、話し合いに入った。今回のテーマである「よりよき理解・明るい世界」について英語を中心として話し合った。通訳の方がいなかったので戸惑う事も多々あったが、一人一人が持っている英語能力をうまく組み合わせて課題をこなせていけたので良かった。
休憩をしている間や、交歓夕食会の時などにも韓国人スカウト達と仲良く話をしたり出来たので非常に良かった。そして私たちのパフォーマンスの時も韓国人スカウト達が歌って盛り上げてくれたりもした。韓国人スカウトのパフォーマンスもとても素晴らしく、盛り上がる事が出来た。
最終日はいよいよ言葉の壁を乗り越えて作り上げた決議文の発表。ひとつの決議文を日本語と韓国語の両方で発表をして日程を終えた。それから韓国人スカウトが帰る時に、お互い泣きそうになるのをこらえてハグや握手をして別れを告げた。
今回経験した事や新しく出来た友達との関わりをこれからも大事にしていき、今後のスカウト活動に取り組んでいきたいと強く思った。
呉第12団 高屋 航希
それだけに、今回の日韓フォーラムへの参加は新鮮で有意義な体験となりました。
韓国のスカウトはとても積極的で、分科会や合同でのゲーム、掛け声など色々盛り上げてくれました。
フォーラムに向けて英語を少しばかり復習しました。通訳の人がいらっしゃらない時に功を奏し、万国共通語である英語の大切さを痛感したところです。
今回得られた様々な経験を、今後のスカウティングに活かし、目標に向かって努力を続けます。
広島第24団 國實美紗子
今回の日韓フォーラムでスカウトとして成長できたのではないかと思います。
理由は二つあります。まず一つ目に、大人数での話合いを経験できた事です。色々な意見がでてくるし、その意見に対しての考え方も様々でした。他の人の意見や考え方を学ぶことが出来ました。そしてその意見をまとめるチューターや議長を見て、まとめ方や進め方も学ぶ事が出来ました。
二つ目に、スカウトとの交流が出来たことです。すぐに日本スカウトとも韓国スカウトとも仲良くなり、フォーラムをより豊かにすることが出来たと思います。仲良くなった仲間達とはSNSなどで連絡を取り合い、また一緒に活動する機会を作れたらと思います。
呉第5団 山口 眞弥
僕は日韓フォーラムに参加する前、不安な気持ちでいっぱいだった。なぜなら、1月16日に高校入試を控えていたこと、事前課題で韓国のことについて知っていることを書くようになっていたが、あまり書くことができなかったこと、2泊3日という期間で初めて会う人たちと仲良くなれるかも心配だった。今、振り返れば不安なことはきりがなかったように思う。
しかし、そんな心配は無用だった。まず、他県のスカウトの中に、世界ジャンボリーで一緒の班だった人がいて、久しぶりに会うことができ嬉しくなった。また、韓国の人とも言葉は通じなくてもすぐに打ち解けられた。スカウトという同じ目的をもった仲間だからだと思う。韓国のスカウトとの交流の中で、食事を一緒にした時に恥ずかしかったので黙っていたら、日本では食事中話してはいけないのかと質問され、そんなことはないと答えたが、もっと積極的に話していればそんな質問はされなかったと反省している。全体的に韓国のスカウトの方が積極的であったと思う。
今年の16NJ、再来年の23WSJに、僕はできれば両方参加して他国のスカウトを暖かく迎えられるよう積極的にコミュニケーションがとれる人になりたい。そのためにはスカウト活動や勉強を頑張って自信をつけることだと改めて感じることができた。
言葉ではうまく言い表せないが、何事も聞いたり調べたりするだけでは決してわからないことが実際に体験をすると感じることができるようになることがわかった。このような機会を与えていただいたことを感謝するとともに、このような体験をさせてもらえるスカウト活動のすばらしさとその一員であることに誇りを感じている。
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