8月26日(金)に規模は縮小されましたが、富士章受章スカウトによる文部科学大臣の表敬訪問が行われ 広島県連盟からは広島第30団 齋藤賢人くん,安佐第6団 桜本憲治くんが参加しました。
2人から 感想が届きましたので お知らせ致します。
安佐第6団ベンチャー隊 桜本 憲治
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文部科学省表敬訪問の感想
安佐第6団ベンチャー隊 桜本 憲治
今年の表敬訪問は東北大震災によって中止となり、僕は何よりもまず落胆を隠しきる事が出来なかった。
僕の表敬訪問先は御所であり、生涯この機会でしかお会いする事が出来ないであろう皇太子様に質問をさせてもらえる事も考えて、何を質問しようかと悩んでいる矢先でした。僕は皇太子様にお会いしたくて富士章を取るべく努力した訳ではありませんでしたが、せっかく両親にベンチャーまでやらせてもらえたのだから、富士章を取らなければ勿体無い!と子供みたく考えたからに過ぎませんでした。そして、一年という長い間頑張った結果、どうにか、富士章を取得することができました。
これで、皇太子様に会えるのかな~と、思っていたら、地震によって中止となってしまいました。とても残念でしたが、仕方がありません。自分には運が無かったのだと諦めるしかなかったのです。
ですが、夏休みが始まる七月の上旬、隊長から富士章表敬訪問に参加させてもらえる事をしり、表敬訪問を行っていただける大臣に感謝しました。
高校三年生の時でしたが、これは参加するしかないと思い隊長に、二つ返事で参加させてもらうことにしました。
東京で行われるので、前日から新幹線で行き、ホテルで一泊した後での参加でした。
当日は、大半の人が大学生で、これから大臣にお会いすると思うと否が応でも緊張してしまいましたが、隊長から厳しく姿勢については扱かれていたので、目立つような失敗をすることだけはなく、無事に表敬訪問を終わりました。
最後に感想というか、これから富士章を取得するベンチャーの皆さんに一言。
表敬訪問は、まさに一生に一回だけの事ですので、富士章取得の暁には是非是非、表敬訪問に積極的に参加してください!
後悔しても、富士章は一生に一つだけしか取れないのですから、チャンスがあれば、是が非でも参加してみて下さい!
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広島第30団ベンチャー隊 齋藤賢人 |
平成22年度富士章代表表敬を終えて
ボーイスカウト広島第30団 齊藤賢人
今回私は富士章を取得したということで代表表敬をさせていただけるということになった。よって代表表敬までの経緯なども含めて感想を書きたいと思う。
最初連絡をいただいた時まさかこのようなお話をいただけるとは思っていなかったのでとてもうれしく、その時はワクワクが止まらず一日中そのことについてばかり考えてしまった。また他県のスカウトと交流できるというのもとても楽しみであった。
しかし3月11日に東日本大震災が起こってしまう。正直このような自体になるとは思ってもいなかった。よってこのような代表表敬はもう開催されることはないだろうと思いあきらめていた。その後夏休みに入り自体は一変した。急に代替実施が決定したのだ。急遽のことだったのでとても動揺したが、それでも喜びは大きかった。
そして8月26日無事この日を迎えることができた。朝、会場である尚友会館に向かうのに大変苦労した。地下鉄を降りた駅から会場が離れており、着いたのは集合時間の5分前で冷や汗を掻きながらの受付となってしまった。
中に入ると富士章を取得したスカウトの数にいきなり圧倒されてしまった。部屋一杯に富士章受賞スカウトがいたからだ。しかしこれから起こることを考えるとそんなことで戸惑っている場合ではないと思い返し、気を引き締めた。
いよいよ開始となった。今回の表敬訪問は文部科学大臣のご厚意によって実現したものだということを改めて知った。何しろ国会では様々な問題を抱えている最中であり、会っていただけるだけでも大変すごい事であった。よってどのタイミングで来られるのかわからないという話であった。しかし予定通り13時から来ていただけることになった。
すでに緊張のせいか額の汗が止まらず、とても焦っていた。刻々と時間が近づくにつれて緊張はピークに達してきた。大臣が到着したということで整列をしたが、多分全員の顔は強ばっていたのだと思う。
実際に大臣を前にして思ったのは、その眼差しに一瞬で心を持っていかれたということだ。今まで様々な方にお会いしたが、このようなオーラを持った方には出会ったことがなかった。良い意味でやはり政治家になるような方はすごいものを持っているのだと感じた瞬間であった。また話す口調も穏やかでありながら自信をもった話し方であり、誰からも信頼を得られるような話し方だった。自分は人前で話すときなどアガってしまうことがあるので、やはりまだまだこれからもっと色々な経験を積み、誰からも信頼を得られる様な人物になりたいとその時思った。また大臣が言われていた言葉の中でこれから自分たちがこの日本を背負っていかなければならないということの重大さについても、大きく考えさせられた。よってもっとそのような自覚をもって行動していく必要があると感じた。
以上のことから今回私が表敬訪問をさせていただいた結果改めてこれから自分がやっていかなければならないことの方向性が見えてきたように思う。それは自分自身、今までボーイスカウトに育てていただいたという思いが強い。その思いを胸に今度はその今まで経験したことなどを後輩に自分なりの方法で伝えていきたいと思う。また地球の偉大さや自然の美しさなどもっと視野を広く持ちいろいろなことを考える大切さについても伝えて行きたい。これが率直に思ったことである。
今回の表敬訪問では多くの方々に協力していただいたおかげでこのような行事に参加することができました。本当にありがとうございました。これからも様々なことにチャレンジし、その楽しさなどを後輩に伝えていければいいなと思っています。どうぞ今後ともよろしくお願いします。
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